インプラント治療
インプラントの
説明動画
当医院のインプラント治療の特徴
動画でわかりやすくご紹介します、
どうぞご覧ください。
治療の流れ
当医院のインプラント
治療の特徴
動画でわかりやすくご紹介します、
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治療の流れ
インプラント治療
について
イルニード歯科のインプラント治療は、学会指針にのっとった術前検査を行い、日本口腔インプラント学会認定専門医が執刀する、寝ながら手術が受けられる本格的なインプラント治療です。
当院のインプラント
治療の6つの特徴
① 負担の少ないインプラント治療
当院では痛くない、怖くない、ストレスのない手術の設備、技術を備えています。静脈内鎮静法(点滴麻酔)を行うことができます。
通常、インプラント手術は局所的に麻酔されるために、患部の痛みはありません。しかし意識があるため、骨を削るドリル音や振動、会話、時間が気になるものです。
このような不安や不快感、肉体的な負担を理由にインプラント治療を断念する方も多くいらっしゃいます。 これらを解消する方法が静脈内鎮静方です。ウトウトした状態で手術を行うので、「気づいたら手術が終わっていた!」と大変好評です。
また、静脈内鎮静法を行うことで血圧、脈拍、呼吸が安定します。心疾患や糖尿病などの全身疾患をお持ちの方や、ご高齢の患者さんも安心して手術を受けていただくことができます。
※ご病気などで体調が不安定な方は安定してから手術となることがございます。
快適に治療を
受けられる体制
づくり
当院では80歳以上のご高齢の方でもインプラント治療を行うことが可能です。
術前検査を徹底的に
行います
患者さんそれぞれの年齢や体調に合わせた手術をすることが重要です。当院では血液検査、尿検査、CT検査など成人病検診並みの検査システムを採用しており、お体全体の健康状態を事前に把握することができます。
手術中は必ずモニタリング
を行います
心電図モニターでバイタルサインを常に確認しながら手術を行います。そのため、もし患者さんの体調に変化があればすぐに把握することができます。
手術中に点滴をすることが
できます
体液に近い生理食塩水を麻酔薬と一緒に点滴しながら手術することで、急な出血や体調の変化に迅速に対応することが可能です。
最小の侵襲での手術
お体への負担を減らすため、切開の範囲を最小限にする工夫をしております。
② インプラント専門医によるインプラント治療
当院のインプラント治療は公益社団法人日本口腔インプラント学会専門医が執刀いたします。
インプラント手術を行う歯科医師は何万人もいますが、日本口腔インプラント学会専門医は全国1000人ほど、江戸川区の開業医では数名しか認定されていません。
また、海外のインプラント学会の資格であるISOI(国際口腔インプラント学会)指導医やDGZI(ドイツインプラント学会)のエキスパート(専門医)の資格を同時に保有しております。
※ISOI指導医、DGZIエキスパートは江戸川区では唯一習得している資格です。
③ 他院で断られたケースや難症例も対応可能な設備と技術力
他院では「骨が少なくてインプラント治療ができない」と断られてしまった方もぜひご相談ください。
当院は豊富な手術経験があり、様々なリスクに対応可能です。
他院で治療されたインプラントについてのセカンドオピニオンも受け付けております。
骨が少ない方でも手術可能な技術、設備
サイナスリフト手術
※サイナスリフトとは・・・
上顎の奥歯の骨には、上顎洞という空洞があります。通常は上顎洞までの歯槽骨部分にインプラントを入れますが、歯槽骨の厚みが足りない場合、そのままインプラントを入れると上顎洞まで突き抜けてしまいます。これを防ぐため、上顎洞の底面に骨補填剤(骨を増やす材料)を挿入し、厚みを足した状態でインプラントを入れる方法です。
骨造成(GBR)
インプラントを入れるための十分な骨の高さがない場合に、骨補填剤を入れて骨を増やす方法です。
通常3〜6ヶ月で新しい骨が出来上がります。
※かなり骨が不足している場合、骨補填剤ではなくご自身の骨を移植する方法もございます。
※顎の骨が少なくてインプラント治療をあきらめる必要はなくなりました。
CFG再生療法
患者さん自身の血液を使って骨を再生させる方法です。
遠心分離機
人体は通常、怪我などで出血すると血液中の血小板が集まって血を固める成分を放出し、フィブリンというたんぱく質が作られて傷口を塞ぎ、治癒していきます。
CGF(凝固成長因子)とは、患者さん自身の血液を遠心分離器にかけて生成したフィブリンと血小板や成長因子を濃縮したゲル状の塊です。
傷の治癒や組織の再生を促す効果があり、インプラント治療では骨が足りない部分などに使用します。ご自身の血液から作られるのでアレルギーや感染リスクを減らすことができ、より安全で負担の少ない治療が可能となります。
CGF再生療法で期待できること
傷の治癒、骨や歯肉の再生が促進され治癒期間が短縮
腫れや痛みを従来の方法より減少させることができる
完全自己血液由来によりアレルギーや感染のリスクを軽減
CGF再生療法に適してい
る方
顎の骨が少なくてインプラント治療ができないと言われた方
できるだけ短期間で、お体への負担が少ない治療をされたい方
※医療機関、患者さんの症状により個人差があります。
一度に複数の
インプラント
手術が可能
歯をすべて失ってしまった場合、昔は大きな入れ歯を入れる必要がありましたが、今はインプラント治療によってご自身の歯と同じ感覚でお食事を楽しむことができます。
インプラントを4〜6本使用してインプラントブリッジ(複数の歯が繋がった形の被せ物)を作成し、入れ歯よりも自然な見た目で従来よりも費用を抑える方法や、少ないインプラント本数で入れ歯を支える方法もあります。
これによって歯を全て失った方でも治療を諦める必要がなくなりました。
④ 徹底的なカウンセリングと安全に治療を行うための体制
手術前の検査、診断、説明を徹底的に行います。お口の状態や治療についての価値観は患者さんによってさまざまです。治療の選択肢はインプラントだけではありません。十分にご説明し、一人ひとりに合ったご提案をさせていただきます。
術前に最新のCTを撮影します
従来のレントゲン写真による診断だけでなく、精度の高いCTスキャンも導入しており、より安全、確実なインプラント治療が可能となっております。
全身的な検査も
十分に行います
インプラント手術の成功率、インプラントの長持ち具合は、術前の検査と診査・診断が重要な要素と考えております。十分納得していただいてから、治療開始になります。
公益社団法人日本口腔インプラント学会が推奨している口腔インプラント治療指針にのっとり、事前に血液検査、尿検査などを行なってお体全体の健康状態を把握します。
検査結果とCTなどの診断をもとに患者さん一人ひとりに合わせた治療計画書を作成します。
十分にご説明をいたします
治療計画書をもとに治療内容をご説明し、十分に納得していただいてから治療開始となります。治療計画書はお渡ししますので、ご自宅でゆっくり考えていただいても結構です。
お話の時間は平均1時間以上お取りすることがほとんどです。インプラント治療は焦って決める治療ではありません。十分納得されてから治療を開始しましょう。
見積書を
作成します
ご説明のあと見積書を作成し、お渡しします。
⑤ 充実したインプラント手術の体制
専用の個室での
手術
手術前後の患者さんがリラックスできるよう配慮し、専用の手術室をご用意しております。
滅菌・消毒体制が整っており
ます。
すべての器具をオートクレーブという熱で滅菌する機械にかけて滅菌しております。また、デリケートな器具に関しては次亜塩素酸水などの体に優しい機能水を使用して殺菌し使用しております。
常に高水準な
手術体制
安全性、確実性を第一に、1本だけのインプラント手術でも、多数であっても、常に最高の手術体制を準備いたします。
⑥ インプラント手術以外も対応可能な総合歯科医院である強み
丁寧なアフターフォロー
インプラントを万全な状態で長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスがとても重要です。当院ではインプラント治療後も歯科衛生士によるメンテナンスを行なっております。インプラントも天然の歯も、一緒に守っていきましょう
総合的な治療が可能
インプラント治療以外にお口の中の問題がない方は、おそらくほとんどいらっしゃらないでしょう。
当院は総合歯科医員なので、インプラント治療と併せて歯周病や虫歯の治療なども行うことができます。
インプラント以外の治療をするために他の歯科医院にも通う、といったご不便はありません。
幅広い
料金プラン
患者さんのご要望に幅広く対応するため、インプラント治療費は総額1本38万円からご用意しております。
リーズナブルなプランから、より天然の歯に近い見た目のフルオーダープランまで、幅広く対応可能です。ぜひご相談ください。
インプラント治療の
流れ
インプラント治療開始までの流れ
ステップ1
ご予約をお取り
ください。
お電話でご予約をお取りください。受付スタッフに「インプラント治療の話をききたい」等のご相談をしていただけると幸いです。お時間は初診カウセリングを含めますと平均1時間以上お取りすることがほとんどです。
ステップ2
来院して
インプラント
相談
1.初診時の問診表を記載していただき 、まずは担当スタッフがお話をじっくり聞かせていただきます。(初診カウセリング)※急に歯を抜いたり、インプラント治療を無理に勧めたりはいたしません。
2. 簡単な虫歯、歯周病、噛み合わせ、レントゲン診断、お口の写真撮影。(基本情報の収集を行います)
3. 資料をもとに、一般的なインプラント治療の説明をさせていただきます。
※虫歯の痛みなどがある場合は、先に応急処置をさせていただきます。
4. もしインプラント治療をお考えの場合は受付でインプラント精密検査の予約をお取りいただいてこの日は終了です。
ステップ3
インプラント
精密検査を
受ける。
インプラント精密検査またはインプラントCT検査を受けていただき
ます。
①インプラント精密検査
現在の口の中、お体の中の状態を詳しく検査するため10種類以上の検査を行います。
【精密検査の内容】
・治療内容ご希望アンケート・CT撮影・レントゲン検査・口腔内の各歯の検査・歯周病検査・口腔内の型とり・模型作製・口腔内写真・顔貌写真・血液検査・出血傾向検査・身体測定・肺活量検査・尿検査・CMI調査
検査+コンサルティング | 33,000円(税込) |
---|---|
所要時間 | 60分~90分 |
②インプラントCT検査
明らかに口腔内も全身的な問題ない方は、精密検査のかわりに簡易的なCT検査を行います。撮影、歯周病検査など数種行います。
※静脈内鎮静法(寝ながら)を希望されない方、40歳以下の方、インプラントの手術予定が1~2本程度の方におすすめです。
検査+コンサルティンング | 16,500円(税込) |
---|---|
所要時間 | 30分~60分 |
インプラント精密検査の
意義
・歯を失った原因、歯周病の進行状態、 また今後口の中の問題点を検査内容から検討し、インプラント治療を含めた治療計画を立てることができます。
・全身的な問題も非常に重要です。糖尿病の方は高血圧や心疾患も手術のリスクになります。
また生活習慣病と歯の喪失は関連性があるといわれています。安心して手術を受けていただくために全身の状態も把握させていただき計画をたてます。
・患者さんのご希望をヒヤリングし、ご要望になるべく沿うために多くの情報を集め、様々な提案をします。
・より安全に安心なインプラント治療が可能になります。
※十分に検査することで、ご高齢の方、全身疾患をお持ちの方、他医院で断られたケースでも安心して治療を受けられます。
イルニード歯科では、採血のできる歯科医師がいます。
ステップ4
インプラントコンサルティング
治療計画書、インプラントの治療の手引きをお渡しします。治療計画書を参考に今後の治療内容、期間、費用をお話しします。
※大事なご説明ですので、お時間に余裕をもってお越しください。 (所要時間:約1時間前後)
コンサルティング終了後、ヒヤリングをもとに見積もり書をお渡しします。
※基本的にインプラント治療に関しては、見積もり書以外に追加費用は発生しません。
※治療内容、見積もり書の疑問点などは、スタッフ、担当に遠慮なくお申し出ください。
よくある質問のご回答
-
コンサルティングは納得がいくまで、何回でも行うことがでます。資料もすべてお渡しします。
-
インプラント治療を受けるかどうかは、この時決める必要はありません。ゆっくりご自宅で資料を見てからご判断してくださいませ。インプラント以外の選択を考えてもかまいません。
-
担当に言いづらいことがある場合はコンサルティングスタッフが親身に相談にのります。患者さんにとっての最善の選択をしていただきたいので、ご遠慮なくご質問ください。
ステップ5
治療開始
治療計画と見積書が同意できるようであれば、契約していただき、治療を開始します。イルニード歯科は総合歯科医院ですので、インプラント治療以外の歯周病治療や虫歯の治療も同時に当医院で行うことができます。
※インプラント治療から歯周病治療、メンテナンスまで当医院で行うことができます。歯周病は天然の歯、インプラントが抜ける一番の原因です。
インプラントも歯周病にかかる可能性があります。
歯周病にかかっている患者さまは、歯周病の専門的な治療も同時に行うことをお勧めします。
インプラント症例集
(多くのインプラント実績があります)
インプラントとは
インプラント(人工歯根)とは、
歯が抜けてしまったところの骨に生体になじみの良いチタン製のフィクスチャーを埋め込み骨と固定させます。骨とフィクスチャーが結合したら、人工の歯(上部構造)を装着し、歯のように機能させる治療法です。
昔は抜けてしまった歯は、二度と生え変わることのないものでした。現在はインプラントで代用できるため,天然の歯と同様に笑顔で笑ったり、話したりできます。
海外ではインプラント治療は標準的な治療として普及しています。日本でも近年、年間約50万本以上埋入されています。
従来の入れ歯治療とブリッジ治療は、周囲の歯に負担をかけて失った歯を補っていましたが、インプラントは周囲の歯に負担をかけません。
インプラント、入れ歯、
ブリッジの違い
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ | |
---|---|---|---|
見た目※1 (審美性) | ◎ 天然の歯とほとんど区別がつきません。 |
× 針金が目立ちます。 |
○ 被せ物を白くすれば比較的よくなります。 |
噛む力 | ◎ 天然歯とほぼ同じ |
× 天然の歯の約30% |
○ 天然の歯の約60% |
口内衛生 | ◎ 天然の歯とほぼ同様に磨ける |
△ 取り外して清掃可能 |
△ 磨きにくい場所がある |
平均寿命 | 長い | 短い | 短い |
悪くなる主な原因 | インプラント周囲に炎症がおきる。 | 針金をかけていた歯に負担がかかる。 | 削った両サイドの歯に負担がかかる。 |
健康な歯を削る | なし | なし | 両隣の歯を削る |
違和感 | 少ない | かなりあり | 少ない |
顎骨がやせる | 少ない | やせる | やせる |
手術 | あり | なし | なし |
保険適応の有無 | すべて自由診療となります。 | 保険診療が可能ですが、違和感、強度、見た目を自然にする場合は保険外診療になります。 | 保険診療が可能ですが、違和感、強度、見た目を自然にする場合は保険外診療になります。 |
治療期間の目安 | 3ヶ月~8ヶ月 | 2週間~2ヵ月 | 2週間~2ヵ月 |
インプラント
見た目※1 (審美性) | ◎ 天然の歯とほとんど区別がつきません。 |
---|---|
噛む力 | ◎ 天然歯とほぼ同じ |
口内衛生 | ◎ 天然の歯とほぼ同様に磨ける |
平均寿命 | 長い |
悪くなる主な原因 | インプラント周囲に炎症がおきる。 |
健康な歯を削る | なし |
違和感 | 少ない |
顎骨がやせる | 少ない |
保険適応の有無 | すべて自由診療となります。 |
治療期間の目安 | 3ヶ月~8ヶ月 |
入れ歯
見た目※1 (審美性) | × 針金が目立ちます。 |
---|---|
噛む力 | × 天然の歯の約30% |
口内衛生 | △ 取り外して清掃可能 |
平均寿命 | 短い |
悪くなる主な原因 | 針金をかけていた歯に負担がかかる。 |
健康な歯を削る | なし |
違和感 | かなりあり |
顎骨がやせる | やせる |
手術 | なし |
保険適応の有無 | 保険診療が可能ですが、違和感、強度、見た目を自然にする場合は保険外診療になります。 |
治療期間の目安 | 2週間~2ヵ月 |
ブリッジ
見た目※1 (審美性) | ○ 被せ物を白くすれば比較的よくなります。 |
---|---|
噛む力 | ○ 天然の歯の約60% |
口内衛生 | △ 磨きにくい場所がある |
平均寿命 | 短い |
悪くなる主な原因 | 削った両サイドの歯に負担がかかる。 |
健康な歯を削る | 両隣の歯を削る |
違和感 | 少ない |
顎骨がやせる | やせる |
手術 | なし |
保険適応の有無 | 保険診療が可能ですが、違和感、強度、見た目を自然にする場合は保険外診療になります。 |
治療期間の目安 | 2週間~2ヵ月 |
上記の表は各々の治療をわかりやすく比較したものです。あくまでも目安だと思ってください。患者さんごとに状況は違います。
治療選択する上での問題点をまとめました。
インプラント
- ・インプラントを骨に埋入するため、麻酔をする必要があります。
- ・歯が入るまで時間がかかる場合があります。
- ・骨量には個人差があるため、治療前に検査をし、骨を増やす処置が必要になる場合があります。
- ・咬む感覚が天然歯に比べると少し鈍いといわれてます。
- ・費用がかかります。(保険診療外になります)
入れ歯
- ・針金をかけている歯に問題がおこります。
- ・特に負担過大で歯が揺れてきます。
- ・咬む力が十分に回復しません。
- ・銀の針金が見え、見た目が悪いです。(保険診療の入れ歯の場合)
- ・入れ歯が合わない、外れる、痛いなどのトラブルがおきやすいです。
ブリッジ
- ・周りの歯を削らないといけま
せん。 - ・周りの歯が虫歯になりやすい
です。 - ・支えている歯の負担が大きく、寿命が縮みます。
よく噛めることによる
メリット
インプラントでよく噛める状態になると、お体にいいことが沢山あります。
1.食べ物の消化・吸収によい
消化酵素のアミラーゼを含む唾液の分泌を促し、胃腸での食べ物の消化吸収を促進。よく噛まないと、消化器官に余分な負担がかかり、消化不良を起こすこともあります。
2.むし歯・
歯周病予防
唾液の分泌がよくなり、唾液に含まれる免疫物質が細菌を減少させるため、口腔内の清潔が保たれ、虫歯や歯周病の予防につながる。
3.がんや老化を
予防する
唾液に含まれるペルオキシターゼというたんぱく質には、発がん性物質を抑える働きがあります。また、ペルオキシターゼには、老化現象など、身体に悪影響を与える活性酸素を抑制する働きもあり、よく噛むことは老化防止にもなります。
4.脳を刺激、
活性化する
おいしい・まずい、固い・軟らかい、熱い・冷たいなどと感じたり、噛むという作業に頭部の骨や筋肉が動き、血液の循環がよくなることで脳神経が刺激され、脳の働きが活発になります。
5.ストレス解消と肥満防止
早食いをせず、ゆったりと時間をかけて楽しく食事をするということは、緊張をほぐし精神を安定させ、ストレス解消にもなります。また、食事に時間をかけることにより、満腹感が得られ、食べ過ぎによる肥満防止の効果もあります。
6.強いあごを
つくる
固い物をよく噛んで食べると、上下のあごの骨や顔の筋肉が発達し、丈夫なあごをつくります。あごが充分に発達していないと歯並びが悪くなり、運動能力が低下するなど、いろいろな問題につながります。
大切な咀嚼。でも現代人は…?
さて、咀嚼の大切さ、健康に及ぼすよい影響については、おわかりいただけたでしょうか?ところが現代人は、食事にかける時間が減ってしまったこと、軟らかい食べ物を好むようになったことなどから、噛む回数が激減しています。
女王・卑弥呼の時代(弥生時代)の人々は、1回の食事に約4000回も噛んでいたといいます。
それが江戸時代には半分以下になり、戦後50年間でさらに大幅に減少、現代人が1回の食事で噛む回数は、約600回といわれています。
その結果、よく噛むことを忘れた現代人は、医療の発達のおかげで「長生きにはなったが不健康な人も数多くいる」という、あまり喜べない状況になってしまったよう
です。
よく噛む習慣は発育期から
咀嚼回数が減ったことにより、現代人のあごは昔の人に比べ、小さくほっそりしています。
その影響で、最近の発育期の子どもたちは、永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなったり、咬合異常(こうごういじょう:噛み合わせが安定しないこと)になりがちです。
さらに大人になって親知らずの生え方の異常により、抜歯せざるを得ない場合もあり
ます。
もちろんよく噛むことが大切なのは、お年寄りも同じです。自分の口に合う義歯により、よく噛む食事をすることが、認知症、いわゆるボケを防ぐといわれています。
前述①~⑥の効果を考えると、なるほどとうなずけますね。逆に合わなくなった義歯を使っていると咀嚼機能を低下させます。認知症患者の場合、その状態の悪化がみられることもあります。
全身の健康維持に、噛むことは大きな関わりがあります。
このように、噛むという作業は、健康のためにとても大切ですが、そのためにも丈夫な歯をもつことは不可欠。健康な歯が、健康な身体をつくります。常に口腔ケアを心がけてください。
また、噛みごたえのあるものをよく噛んで食べる、ゆったりと時間をかけて食事をするということを実践しましょう。ひとくち食べ物を口に入れたら、30回から50回噛むのが理想的。好き嫌いなくバランスよく食べることも忘れずに。
治療の流れ
①残念ながら歯がない状態です。これからインプラント治療を行います。
徹底した滅菌環境でインプラント手術は行われます
インプラントを骨に埋め込みます。骨の量が少ない場合は同時に骨を足す手術を行います。手術後の腫れの目安は、約3日程度、骨を増やす処置は約1週間くらいです。
鎮痛薬を服用すれば、大きな痛みはでないでしょう。
インプラントの手術時間は状態で異なりますが、1本につき1時間程度です。食事は数日の間は柔らかいものを食べていただきます。翌日からお仕事、学校に通うことも可能です。
縫った場合、約10日くらいで抜糸を行います。手術後2〜3回程度消毒で来院していただきます。
②インプラントと骨が
くっつくのを待ちます。
(約3〜6ケ月)
手術後1~2週間程度で治ります。一見手術前と変わらないようにみえますが、骨の中にはインプラントが入っています。
③インプラント二次手術
(頭出し)
再度麻酔をして、少しだけ歯肉を切ってインプラントの頭を出します。このときインプラントと骨がくっついているか確認でします。
ヒーリングキャップが右の画像のように確認することができます。
④土台作り
インプラントと骨がくっついているのが確認できたら、約1~2週間後に型をとって土台を作ります。場合によってはしばらく仮歯でかみ合わせの状態、周囲の安静をはかります。
⑤被せ物完成
被せ物をします。被せ物の種類を選べます。歯が入るまで手術日より3ヶ月~8ヶ月程度です
インプラント治療の
よくあるご質問
-
初めての方は、みなさん気にされます。一度無料相談にいらしていただいたらどうでしょうか?具体的な治療方法を知ること、医院の雰囲気、担当ドクターの雰囲気も重要かともいます。
また、インプラント治療は早くやらないと寿命が縮むような治療(癌の摘出手術等)ではありませんので、ゆっくりご検討ください。一度、虫歯のチェック等で来院され、医院の雰囲気、担当ドクターの雰囲気をチェックするのも手だと思います。
迷われている方の大多数は、「知らないこと」が原因の場合が多いと思われます。担当ドクター、スタッフにいろいろ相談し、情報をゲットしていくと、しだいに不安も解消されるかともいます。
手術自体はすごく小規模の場合が多いので、治療をうけたメリットと天秤にかけてご検討ください。 -
インプラントをする医院を選ぶポイントは難しいですが、選ぶ要素は、名医、専門医、症例数、価格、など様々ですが、次にあげる項目も重要かと思います。医院選びの参考にしてください。
・自宅から近い。
インプラント治療後メンテナンスに定期的に通う必要があります。家や職場などの生活圏から30分以内程度でないと長期的に考えると足がとおのく傾向にあると思います。
インプラントに問題がおき始めるのは、少し時間がたってからが多いので、医院選びに重要な要素かともいます。
・インプラントだけでなく総合的に歯科治療を行える医院。
インプラント治療が必要な方は、大概が他の歯も大なり、小なりいろいろ問題があります。それらが相互的に問題を起こして、結果どこかの歯が抜けてしまい、インプラント治療を検討しているということになります。
インプラントだけやればいいという話ではないということです。原因を取り除き、予防することが重要かと思います。総合的に治療が受けられる原因も考えられる医院がいいかと思います。
・担当医との相性がよい。
最後は同じ人間が口の中に手をいれ手作業で手術してインプラントを入れます。その後も長期にわたりメインテナンスのたび担当医と顔を合わせます。担当医または医院と長く付き合えるか、お口の中に手を入れられても不快ではないかなどの直感も重要です。
「ここは合わない」と素直に思いましたら、名医や友人の紹介であっても、よく考える必要があるかもしれません。
・インプラント専門医が在駐していること。
インプラント手術をする先生を外部から呼んでおり、月数回しか専門医がこない医院は注意が必要になります。
何か問題が起きた場合は対応が月数回しか対応できないため、患者さんの望むタイムリーな対応が難しい場合が多いです。予後や経過をみないことを前提で手術することになります。 -
一之江付近がおおいですが、イルニード歯科でインプラント治療を受けにこられる方は、瑞江や船堀周辺からこられる方が次に多いです。
また市川や本八幡、その他の江戸川区のエリア(新小岩、葛西、松江、春江町あたり)からも来院されおります。イルニード歯科を選んだ理由は、昔からの患者さん以外は、本格的なインプラント治療を求めて来院されているそうです。
(静脈内鎮静(寝ながら手術)ができるから、術前検査をしっかり行うから、日本口腔インプラント学会専門医と海外の学会のインプラント専門医の資格を複数所有しているから、症例数をたくさんあるから、友人の紹介などが理由として多いようです。)