笑った時に見える白い歯は、清潔感がありとても好印象です。
歯を白くするホワイトニングですが、どんな流れで行うのか疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。

ホワイトニングはどのような流れで行うのかな?

ホワイトニングをする前にリスクを知っておきたい!
この記事では、ホワイトニングの種類ごとの施術の流れを詳しくご紹介します。
ホワイトニングの流れが気になる方はチェックしてみてくださいね。
目次
ホワイトニングのやり方は?施術の流れをチェック
ホワイトニングは、種類によって施術方法が違います。
ここでは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニング、それぞれの流れをチェックしてみましょう。
オフィスホワイトニングの施術の流れ
まず、オフィスホワイトニングの流れを説明します。
- ①口腔内をチェックする
- 大きな虫歯や重度の歯周病の場合ホワイトニングができない場合があるので、まずは全体をチェックします。
- ②歯のクリーニング
- 歯が汚れているとホワイトニング効果が下がるため、事前にクリーニングできれいにすることが望ましいです。
- ③歯茎の保護
- 歯茎にホワイトニング剤がつくと痛みが出る場合があるので、付かないように保護します。
- ④ホワイトニング剤を歯に塗る
- ホワイトニングをする歯にホワイトニング剤を塗布します。
- ⑤照射する
- 専用の光を歯に当て照射します。
- ⑥ホワイトニング剤を除去する
- 数十分の照射後にホワイトニング剤を除去し洗い流します。
ホームホワイトニングの施術の流れ
次に、ホームホワイトニングの流れを説明します。
- ①口腔内をチェックする
- 大きな虫歯や重度の歯周病の場合ホワイトニングができない場合があるためです。
- ②歯のクリーニング
- 歯が汚れているとホワイトニング効果が下がるため、事前にクリーニングを行うことが望ましいです。ここまではオフィスホワイトニングと同じです。
- ③歯の型取り
- 一人一人の歯の形に合ったマウスピースを作るために、歯の型取りします。
- ④マウスピースを作成
- 歯科医院で専用のホワイトニング用マウスピースを作成します。
- ⑤マウスピースとホワイトニングジェルを受け取る
- 完成したマウスピースとジェルを受け取り、ホワイトニングの注意点など説明を受けます。
- ⑥ホームホワイトニング開始
- ホワイトニング用のマウスピースにジェルを入れ、歯に装着します。
ホワイトニングの料金相場
ホワイトニングの料金の相場はおよそいくらなのでしょうか。
ホワイトニングは保険適用外なので、歯科医院によって料金が異なります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの料金の相場を確認してみましょう。
オフィスホワイトニングの料金相場 | ホームホワイトニングの料金相場 |
20,000円~70,000円 | 20,000円~50,000円 |
これらの2種類のホワイトニングは特徴がそれぞれ違うため、自分に合ったホワイトニング方法や歯科医院を選ぶと良いでしょう。
ホワイトニングのリスク
歯を白くするホワイトニングですが、リスクもあるため注意が必要です。
ここでは、具体的にどのようなリスクがあるのかということを説明します。
- ホワイトニング剤が口腔内の粘膜につき炎症を起こすリスク
- オフィスホワイトニングでは、歯以外にホワイトニング剤がつかないように歯茎を保護しますが、万が一付着してしまった場合炎症を起こしてしまいます。
- 一時的に知覚過敏症状を起こすリスク
- 痛みが出ても基本的には24時間以内に良くなりますが、痛みが強い場合はフッ素などを用いた治療を行う場合もあります。
- ホームホワイトニングは時間を守って使用する
- 決められた時間以上にマウスピースをつけると、痛みの原因になります。
ホワイトニングをしない方がいい人
ホワイトニングの施術ができない理由として、使用する薬剤が大きく影響しています。
歯科医院へ行き口腔内に悪影響があると判断された場合、ホワイトニングができない場合があるので注意しましょう。
以下の人はホワイトニングを受けることができないので当てはまる項目がないか確認してみてくださいね。
- 18歳未満の人
- 大きな虫歯や重度の歯周病の人
- 妊娠中や授乳中の人
- 知覚過敏の人
- 歯にヒビが入っている人
- 無カタラーゼ症の人
- 光線アレルギーの人
ホワイトニングのやり方に関するよくある質問
ホワイトニングのやり方に関するよくある質問をまとめました。
Q1. ホワイトニングは歯医者でやった方がいいですか?

歯科医院では、歯科医師のもとホワイトニング行うので安全性が高いです。
リスクを避けるためにも、歯科医院でのホワイトニングをおすすめします。
また、歯科医院では歯の表面の汚れを落としてからホワイトニングを行うので、ホワイトニング効果も期待できます。
Q2. 自宅にあるもので歯を白くすることはできますか?
歯磨き粉の種類によって、歯の表面の着色を落とすことのできる歯磨き粉はあります。
元の歯の白さ以上に白くしたい場合は、ホワイトニングでないと難しいです。
Q3. ホワイトニングをやりすぎると歯がもろくなることはありますか?
ホワイトニングは、種類によって時間や回数、頻度などが決められています。
短期間でやりすぎてしまうと、痛みや知覚過敏の原因になるので注意が必要です。
ホワイトニングを行うときは、歯科医師や歯科衛生士の指導のもと、安全に行いましょう。